スキーマ管理
Atlas SQL schema は、多形性、スパース性、ネストされた構造化データなど、MongoDB に存在するデータを記述する JSON schema です。 Atlas Data Federation は、コレクションまたはビュー内のドキュメントからデータをサンプリングしてスキーマを自動的に生成できます。 SQL ベースのツールを Atlas データソースに接続する場合は、Atlas SQL スキーマが必要です。
Atlas SQL は、クエリ エンジンとして Atlas Data Federation を活用します。 フェデレーティッドデータベースレベルで Atlas SQL スキーマを構成します。
SQL 接続を作成したら、Atlas SQL スキーマが設定されていることを確認します。 Atlas SQL のクイック スタート設定用に、Atlas Data Federation はコレクションまたはビュー内のドキュメントのデータをサンプリングしてスキーマを自動的に生成します。 Atlas SQL の高度な構成設定については、SQL ベースのツールから分析する Atlas Data Federation コレクション用の Atlas SQL を生成します。
すでにスキーマがあるコレクションまたはビューの名前を変更すると、スキーマの名前も変更されます。
さらに、ワイルドカード( *
)コレクションの場合、Atlas Data Federation は、ワイルドカード( *
)コレクションの名前空間カタログでコレクションを検出するときにスキーマを生成します。
スキーマを管理する
UI またはmongosh
を使用して、すべてのコレクションとビューのスキーマを手動で生成したり、スキーマの更新を設定またはスケジュールしたり、保存されたスキーマを表示したりできます。 定期的なスキーマ更新をスケジュールすることもできます。
空のスキーマ ドキュメントでmongosh
を使用してスキーマを編集コマンドを実行すると、コレクションまたはビューのスキーマを手動で削除できます。 Data Federation は、次の場合にコレクションまたはビューのスキーマを自動的に削除します。
ストレージ構成からコレクションまたはビューを削除します。
ストレージ構成を変更して、ストレージ構成からコレクションまたはビューを削除します。
コレクションまたは ビュー を含むデータベースをストレージ構成から削除します。
さらに、ワイルドカード( *
)コレクションの場合、Atlas Data Federation は、コレクションが名前空間カタログから削除されたことを検出すると、スキーマを削除します。
JSON schema 形式
コレクションのスキーマは、 jsonSchema
とversion
の 2 つのフィールドを持つドキュメントです。
"schema" : { "version" : NumberLong(1), "jsonSchema" : <JSON Schema object> }
version
フィールドは、ドキュメントが使用するスキーマ形式のバージョンを表します。 値は常に1
です。 jsonSchema
フィールドは、 名前空間のスキーマを記述するドキュメントです。
サポートされている JSON schema フィールド
Atlas SQL は次のJSON schema フィールドをサポートしています。
bsonType
items
properties
additionalProperties
required
注意
items
フィールドには単一のドキュメントまたはドキュメントの配列を指定できます。 スキーマを取得すると、 items
フィールドにはスキーマの設定に使用したフォームが表示されます。
これらのフィールドの詳細については、「 JSON schema キーワード 」を参照してください。