クライアント ログ レベルの設定 - Kotlin SDK
バージョン 1.8.0 での変更: 非推奨、Realm Logger が採用
警告
このページでは、Realm Kotlin SDK バージョン 1.7.1 以前で 同期クライアントのログ レベル を設定する方法を示します。 Realm Kotlin SDK v1.8.0 では、設定および構成できる Realm ロガーでこのログ記録の実装がスーパーセカンダリされます。 以降のバージョンで Realm ロガーを設定する方法については、「ログ記録 - Kotlin SDK 」を参照してください。
同期ログレベルの設定
Device Syncアプリ の SyncConfiguration インスタンスで クライアントのログ レベルを設定できます。アプリの環境に応じて、異なる量のデータをログに記録するためにこれを実行することをお勧めします。
ログ レベルを構成するには、 RealmLogger.levelプロパティを LogLevel
が提供するロガー レベルのいずれかに設定します。
使用可能な各ログ レベルの説明については、 LogLevelのドキュメントを参照してください。 ログ記録を増やすと、パフォーマンスに悪影響が及ぶ可能性があることに注意してください。
同期された Realm を開く前に、ログ レベルを設定する必要があります。
// Access your app val app = App.create(YOUR_APP_ID) val user = app.login(credentials) // Access the configuration builder for the app val config = SyncConfiguration.Builder(user, setOf(Toad::class)) // Set the logger to provide debug log // Must be set BEFORE you open a synced realm .log(LogLevel.DEBUG) .initialSubscriptions { realm -> add(realm.query<Toad>(), "sync subscription") } .build() // Open the synced realm // Synced realm writes logs according to the log level set above val realm = Realm.open(config)
Tip
アプリケーションの開発中にエラーを診断してトラブルシューティングを行うには、ログ レベルをdebug
またはtrace
に設定します。 本番環境の配置では、ログ レベルを減らしてパフォーマンスを向上させます。
カスタム ロガーを設定する
Device Sync ログをカスタムRealmLoggerオブジェクトに接続するには、 SyncConfiguration
ビルダーでcustomLoggers
パラメータを設定します。 このパラメーターを指定しない場合、 Kotlin SDK はログ文字列をデフォルトのシステムロガー(Android では LogCat、iOS では DNSLog)に出力します。
同期された Realm を開く前に、カスタム ロガーを設定する必要があります。
val customLogger = CustomLogger() customLogger.tag = "Engineering debugging" customLogger.message = "${customLogger.logLevel}: ${customLogger.message}" // Access your app val app = App.create(YOUR_APP_ID) val user = app.login(credentials) // Access the configuration builder for the app val config = SyncConfiguration.Builder(user, setOf(Toad::class)) // Set the custom logger and applicable log level // Must be set BEFORE you open a synced realm .log(LogLevel.ALL, customLoggers = listOf(customLogger)) .initialSubscriptions { realm -> add(realm.query<Toad>(), "sync subscription") } .build() // Open the synced realm with the custom logger val realm = Realm.open(config)