ユーザーの作成と削除 - React Native SDK
ユーザーの作成
ほとんどの認証方法で、ユーザーが初めて認証するときに Realm はユーザー アカウントを自動的に作成します。 例外は、メール/パスワード認証です。 メール/パスワード認証を使用する場合は、ユーザーが Realm アプリケーションで認証する前にユーザーを登録して確認する必要があります。
重要
Google および Apple アカウントの削除要件
Google と Apple は、それぞれの App Store を通じてリストされるアプリケーションに対して、 アカウントを作成したすべてのユーザーにアカウントを削除するオプションを提供することを義務付けています。メールや パスワード認証など、ユーザーを手動で登録する必要がある認証方法を使用する場合でも、Apple でサインインなどのユーザーを自動的に作成する認証方法を使用する場合でも、 ユーザー アカウントの削除 を実装する必要があります。
ユーザーを削除する
バージョン 10.13.0 の新機能。
App.deleteUser()をユーザー オブジェクトで呼び出して、Realm アプリケーションからユーザーのアカウントを削除します。 これにより、ローカル データがクリアされるだけでなく、サーバーからアカウントが削除されます。
import React, {useState, useEffect} from 'react'; import {useApp, useUser} from '@realm/react'; function DeleteUser() { const app = useApp(); const user = useUser(); async function deleteUser() { // Delete the currently logged in user await app.deleteUser(user); } // ... }
今後にアプリを使用するには、ユーザーは新しいアカウントにサインアップする必要があります。 同じ認証情報(認証プロバイダによって異なります)を使用できますが、削除されたアカウントと同じユーザーIDは付与されません。
重要
すべてのユーザー データの削除
ユーザーを削除すると、関連付けられた認証プロバイダからの関連メタデータが含まれる場合があるユーザー オブジェクトのみが削除されます。 これによって、アプリがリンクされたコレクションや外部サービスに保存しているカスタム ユーザー データやその他のユーザー データは削除されません。
認証triggerの DELETE イベントを使用して、ユーザーを削除するときにプログラムによって他のデータをクリーンアップします。 たとえば、カスタム ユーザー データ コレクションや他のサービスからユーザーのデータを削除できます。
Google と Apple アプリケーション カスタマーにデータ保持ポリシーと削除ポリシーを公開し、ユーザー データの削除をリクエストする方法を提供する必要があります。追加のユーザー データを収集する場合は、そのデータを削除するために独自のメソッドまたはプロセスを実装する必要があります。