Database Tools ログ
MongoDB Database Tools は stderr にログを出力します。
String の例
次の例には、 mongoexport
操作の結果と stderr にログされた情報が示されています。
mongoexport
操作が成功しました
test.cakeSales
コレクションのコンテンツからcakeSales.json
というファイルを生成する次のmongoexport
操作について考えてみましょう。
mongoexport --db=test --collection=cakeSales --out=cakeSales.json
mongoexport
は、次の情報を stderr に記録します。
2021-09-21T14:05:07.197-0400 connected to: mongodb://localhost/ 2021-09-21T14:05:07.203-0400 exported 6 records
失敗したmongoexport
操作
ターゲット配置に接続できないために失敗する次のmongoexport
操作について考えてみましょう。
mongoexport --host=notRealHost.example.net --port=27017 --username=someUser --authenticationDatabase=admin --collection=contacts --db=marketing --out=mdb1-examplenet.json
mongoexport
は、次の情報を stderr に記録します。
2021-09-21T14:35:30.125-0400 could not connect to server: server selection error: server selection timeout, current topology: { Type: Single, Servers: [{ Addr: notrealhost.example.net:27017, Type: Unknown, Last error: connection() error occured during connection handshake: dial tcp: lookup notrealhost.example.net: no such host }, ] }
Database Tools のログをファイルにパイプライン
表示しやすくするために stder ログの内容をファイルに出力したり、 Database Tools 操作の結果を保存したりすることをお勧めします。
stderr の出力をファイルにパイプライン化するには、コマンドに2> {fileName}
を追加します。
例
次のコマンドは、 mongoexport
操作の出力をmongoexport.log
というファイルに書き込みます。 この例では、 mongoexport.log
ファイルは コマンドが実行されたのと同じディレクトリに作成されます。
mongoexport --db=test --collection=cakeSales --out=cakeSales.json 2> mongoexport.log
mongoexport.log
の内容を表示するには、テキスト エディターでファイルを開きます。