top
定義
すべてのコレクションに対して、 top
は、各イベントの実行にかかるtime
の量と、各イベントが実行された回数のcount
をマイクロ秒単位で返します。 time
メトリクスとcount
メトリクスは、 mongod
インスタンスを再起動した後にのみリセットされます。
編集
Queryable Encryptionを使用する場合、 top
コマンドはコレクション名のみを返します。
互換性
このコマンドは、次の環境でホストされている配置で使用できます。
MongoDB Atlas はクラウドでの MongoDB 配置のためのフルマネージド サービスです
重要
このコマンドはサーバーレスインスタンスではサポートされていません。 詳細については、「サポートされていないコマンド 」を参照してください。
MongoDB Enterprise: サブスクリプションベースの自己管理型 MongoDB バージョン
MongoDB Community: ソースが利用可能で、無料で使用できる自己管理型の MongoDB のバージョン
構文
db.runCommand( { top: 1 } )
イベント フィールド
top
コマンドは、次のイベント フィールドの使用状況統計を返します。
フィールド | 説明 |
---|---|
total | すべての readLock 操作とwriteLock 操作の組み合わせ。 |
readLock | 読み取りロック(read lock) を使用する操作の使用状況統計。 これらの操作には、クエリや集計が含まれますが、これらに限定されません。 |
writeLock | 書込みロック (write lock) を使用する操作の使用状況統計 これらの操作には、ドキュメントの挿入、更新、削除が含まれますが、これらに限定されません。 |
queries | クエリ操作 の使用状況統計 find など)。 queries.time フィールドとqueries.count フィールドもreadLock.time を更新し、 readLock.count を増加させます。 |
getmore | |
insert | |
update | |
remove | |
commands | 集計、インデックス作成、インデックス削除などの操作の使用状況統計。 コマンドの種類に応じて、 たとえば、集計操作では |
例
top
コマンドの出力は次の出力のようになります。
{ "totals" : { note: "all times in microseconds", "records.users" : { "total" : { "time" : 305277, "count" : 2825 }, "readLock" : { "time" : 305264, "count" : 2824 }, "writeLock" : { "time" : 13, "count" : 1 }, "queries" : { "time" : 305264, "count" : 2824 }, "getmore" : { "time" : 0, "count" : 0 }, "insert" : { "time" : 0, "count" : 0 }, "update" : { "time" : 0, "count" : 0 }, "remove" : { "time" : 0, "count" : 0 }, "commands" : { "time" : 0, "count" : 0 } } }