sh.splitFind()
定義
sh.splitFind(namespace, query)
チャンクの中央値で
query
によって指定されたシャードキー値を含むチャンクを分割します。sh.splitFind()
はほぼ等しい 2 つのチャンクを作成します。 代わりに特定の点でチャンクを分割するには、sh.splitAt()
を参照してください。重要
mongosh メソッド
このページでは、
mongosh
メソッドについて記載しています。ただし、データベースコマンドや Node.js などの言語固有のドライバーのドキュメントには該当しません。データベースコマンドについては、
split
コマンドを参照してください。MongoDB API ドライバーについては、各言語の MongoDB ドライバー ドキュメントを参照してください。
メソッドは次の引数を取ります。
Parameterタイプ説明namespace
string
名前空間( 分割するチャンクを含むシャーディングされたコレクションの
<database>.<collection>
)。query
ドキュメント
分割するチャンクを決定するシャードキー値を指定する クエリ ドキュメント 。
sh.splitFind()
メソッドは、split
コマンドをラップします。
互換性
このメソッドは、次の環境でホストされている配置で使用できます。
MongoDB Atlas はクラウドでの MongoDB 配置のためのフルマネージド サービスです
重要
このコマンドは、M 0 、M 2 、M 5クラスターではサポートされていません。 詳細については、「サポートされていないコマンド 」を参照してください。
MongoDB Enterprise: サブスクリプションベースの自己管理型 MongoDB バージョン
MongoDB Community: ソースが利用可能で、無料で使用できる自己管理型の MongoDB のバージョン
検討事項
ほとんどの場合、チャンクは MongoDB 内の自動プロセスに分割されたままにしておく必要があります。
sh.splitFind()
を使用するには、シャーディングされたコレクションにデータを入力する必要があります。
例
シャーディングされたコレクションtest.foo
の次の例では、シャードキー値x:
70
を含むチャンクを中央値で分割します。
sh.splitFind( "test.foo", { x: 70 } )