特定のデータセンターへのスナップショット ストアの割り当て
Overview
ストレージ要件を満たすために、追加のスナップショット ストアを追加できます。 これらの追加のストアは、最初のストアと同じデータセンターに配置できます。 ネットワークパフォーマンスの問題や規制要件により、これらのストアを他のデータセンターに配置する必要がある場合があります。
特定のMongoDB Ops Manager プロジェクトを特定のスナップショット ストアと特定のデータセンターにバインドできます。 これにより、特定の MongoDB 配置のバックアップが特定のデータセンターに割り当てられます。
注意
バインドできるのは、特定のスナップショット ストアまたはデータセンターにプロジェクトのみです。 シャードを特定の場所にバインドすることはできません。
このチュートリアルでは、2 つの個別のデータセンターに 1 つずつ、2 つのスナップショットストアを設定し、それぞれに個別のプロジェクトをアタッチします。
前提条件
2 つのMongoDB Ops Managerアプリケーション インスタンスを構成して、単一の 専用 Ops Manager Application Databaseを共有します。
Ops Manager Application Database レプリカセットのノードは、各データセンターに配置できます。
ローカル アプリケーションのURLMongoDB Ops Manager を使用するように各バックアップを構成します。
各MongoDB Ops Managerアプリケーションは、異なるホスト名または分割ホライズン DNS を使用して、各エージェントをローカルのMongoDB Ops Managerアプリケーションに向けることができます。
注意
Ops Manager Application Database および バックアップ ブロックストア データベースは MongoDB データベースであり、スタンドアロンまたはレプリカセットとして実行できます。
本番環境では、 レプリカセット を使用してデータベースの高可用性を実現します。
手順
各データセンターでのサーバーのプロビジョニング
各データセンターは、独自のバックアップ ブロックストア データベースまたはファイル システム ストア、 MongoDB Ops Managerアプリケーション、およびバックアップを持つMongoDB Agentをホストする必要があります。
各サーバーは、実行するコンポーネントの累積ハードウェアとソフトウェアの要件を満たしている必要があります。 「 MongoDB Ops Managerのシステム要件 」を参照してください。
バックアップとMongoDB Ops Managerアプリケーション データベースを実行しているすべてのサーバーはMongoDBを使用します。 MongoDB プロダクション ノートの構成要件を満たしている必要があります。
MongoDB のインストール
次のサーバーをホストするサーバーに MongoDB をインストールします。
MongoDB Ops Managerアプリケーション データベース
ブロックストア データベース
ご使用のオペレーティング システムに適したインストール手順については、MongoDB マニュアルの「 MongoDB のインストール」を参照してください。
MongoDB Ops ManagerApplication データベースと ブロックストア データベースのレプリカセットを実行するには、MongoDB マニュアルの 「 レプリカセットの 配置」 を参照してください。
MongoDB Ops Managerアプリケーションのインストールと起動
MongoDB Ops Managerアプリケーションを各データセンターにインストールします。
注意
ご使用のオペレーティング システム用の手順については、「 MongoDB Ops Managerのインストール」を参照してください。
重要
各オペレーティング システムのそれぞれのインストール手順では、 MongoDB Ops Managerアプリケーションの複数のインスタンスを作成する方法について説明します。 これらのアクティビティは、プロジェクトをバックアップ リソースにバインドする前に完了する必要があります。
バックアップ リソースへのプロジェクトのバインド
ページ右上にある []Admin リンクをクリックして、管理インターフェイスを開きます。
バックアップリソース を構成します。
[Backup] タブをクリックします。
Daemonsページをクリックし、2 つのデーモンが表示されていることを確認します。
Snapshot Storageページをクリックします。
データセンター 2 のネットワーク ストレージまたは MongoDB データベースを使用して、ファイル システム ストアまたはブロックストアを作成します。
[Save] をクリックします。
Oplog Storageページをクリックします。
データセンター 2 に MongoDB データベースを使用して oplog ストアを追加します。
[Save] をクリックします。
データセンターにリソースを割り当てます。
[General] タブをクリックします。
Projectsページをクリックします。
データセンター 1 に割り当てられたプロジェクトの名前を選択します。
Backup Configurationの右側にあるViewリンクをクリックします。
プロジェクト 1 / データセンター 1 のローカル オプションを選択します。
MenuオプションBackup DaemonsSelect Backup Daemonsを選択し、Data Center 1 の デーモンを確認します。Oplog StoresSelect Oplog Storesを選択し、データセンター 1 にある oplog ストアを確認します。Snapshot StoresSelect Snapshot Storesを選択し、データセンター 1 にあるスナップショット ストアを確認します。プロジェクト 2 で手順 a から e を繰り返します。
エージェントをインストールします。
データセンター 1 に割り当てられたプロジェクトにMongoDB Agent をインストールします。
データセンター 1 プロジェクトで使用される MongoDB Agent の必要に応じて、以下をアクティブ化します。
データセンター 2 に割り当てられたプロジェクトにMongoDB Agent をインストールします。
Data Center 2 プロジェクトで使用される MongoDB Agent の必要に応じて、以下をアクティブ化します。