MongoDB Ops Managerアプリケーション ログの管理
MongoDB Ops Managerを使用して、さまざまなログファイルを確認できます。
MongoDB Ops Managerログの一部の 保持期間は変更できます 。会社では、法的要件のためにログ データを保持する必要がある場合があります。 ログ保持ポリシーを変更して、これらの要件に準拠できます。
MongoDB Ops Managerの利用可能なログ
MongoDB Ops Managerを提供する各ホストは、次のパスにログを保存します。
/opt/mongodb/mms/logs/
一部のログには、 MongoDB Ops Managerは 構成ファイル を使用します。 MongoDB Ops Managerは、これらのログを毎日次のようにローテーションします。
現在のログファイルを閉じます。
閉じたログファイルを
gzip
を使用して圧縮します。新しいログファイルを開始します。
MongoDB Ops Managerは各圧縮ログファイルを 30 日間保持します。 30 日後に、その圧縮ファイルが削除されます。
次のログの保持ポリシーを変更できます。
ログファイル名 | ログの内容 | 構成ファイル |
---|---|---|
mms[#].log (通常、 mms0.log | MongoDB Ops Manager操作 | logback.xml |
daemon.log | MongoDB Ops Managerのバックアップ操作 | logback.xml |
mms[#]-access.log (通常、 mms0-access.log | MongoDB Ops Manager へのアクセス試行 | logback-access.xml |
プラットフォームのツールを使用して、次のログの保持ポリシーを管理できます。
daemon-startup.log | MongoDB Ops Manager バックアップ プロセスの開始プロセス メッセージ |
mms-migration.log | MongoDB Ops Manager 移行プロセス メッセージ |
mms[#]-startup.log (通常、 mms0-startup.log | MongoDB Ops Manager のスタートアップ プロセス メッセージ |
MongoDB Ops Managerは、状況がによって追加のログファイルを生成する場合があります。 これらの表にリストされていないファイルをログ ディレクトリで見つけた場合は、 MongoDB サポートにお問い合わせください。
MongoDB Ops Managerのログ保持の変更
MongoDB Ops Manager ログに構成ファイルがある場合は、これらのファイルを使用してログ保持を変更できます。 コンソールでは、これらのログファイルのログ保持を変更できません。
重要
MongoDB Ops Managerをアップグレードすると、その構成ファイルが上書きされます。 アップグレード後にログ保持を設定するには、この手順の手順を繰り返します。
構成ファイルを開きます。
希望するエディターでファイルを開きます。
例
以下の構成ファイルの抜粋では、 45日間のログ保持ポリシーを指定しています。
1 <appender ...> 2 <file>${log_path}.log</file> 3 <encoder class ...> 4 <pattern>... </pattern> 5 </encoder> 6 <rollingPolicy class ...> 7 <fileNamePattern>...</fileNamePattern> 8 <maxHistory>45</maxHistory> 9 </rollingPolicy> 10 </appender>
MongoDB Ops Managerのログ ローテーション ポリシーの変更
デフォルトでは、 MongoDB Ops Managerは 1 日ごとにログをローテーションおよび圧縮します。 ログファイルが大きい場合は、サイズごとにローテーションすることもできます。
サイズと時間の両方に基づいてログをローテーションするようにローテーション ポリシーを変更するには、次の手順に従います。
構成ファイルを開きます。
希望するエディターでファイルを開きます。
例
以下の構成ファイルの抜粋は、デフォルトの時間ベースのローテーション ポリシーを示しています。
1 <appender ...> 2 <file>${log_path}.log</file> 3 <encoder class ...> 4 <pattern>... </pattern> 5 </encoder> 6 <rollingPolicy class="ch.qos.logback.core.rolling.TimeBasedRollingPolicy"> 7 <fileNamePattern>...</fileNamePattern> 8 <maxHistory>...</maxHistory> 9 </rollingPolicy> 10 </appender>
新しいログ ローテーション ポリシーを変更します。
ログ構成ファイルに次の変更を加えます。
<rollingPolicy>
タグのclass
属性を変更します。<fileNamePattern>
タグの値を変更します。<maxFileSize>
<totalSizeCap>
<maxHistory>
ログ ストレージ設定を変更するには、 の後に タグと タグを追加します。
--- /opt/mongodb/mms/conf/logback-access.xml +++ /opt/mongodb/mms/conf/logback-access.xml -<rollingPolicy class="ch.qos.logback.core.rolling.TimeBasedRollingPolicy"> - <fileNamePattern>${log_path}.%d{yyyyMMdd}.log.gz</fileNamePattern> - <maxHistory>30</maxHistory> +<rollingPolicy class="ch.qos.logback.core.rolling.SizeAndTimeBasedRollingPolicy"> + <fileNamePattern>${log_path}.%d{yyyyMMdd}.%i.log.gz</fileNamePattern> + <maxHistory>30</maxHistory> + <maxFileSize>100MB</maxFileSize> + <totalSizeCap>20GB</totalSizeCap> </rollingPolicy>