sh.commitReshardCollection()
定義
sh.commitReshardCollection(namespace)
バージョン 5.0 で追加
リシャーディング操作中、MongoDB はリシャーディング操作を完了するための推定期間が2 秒を下回るまで、書込み (write) をブロックしません。
現在の推定値が 2 秒を超えており、時間枠が許容できる場合は、リシャーディングをより早く完了できます。
sh.commitReshardCollection()
メソッドは、書込みを早期にブロックし、リシャーディング操作を強制的に完了させます。重要
mongosh メソッド
このページでは、
mongosh
メソッドについて記載しています。ただし、データベースコマンドや Node.js などの言語固有のドライバーのドキュメントには該当しません。データベースコマンドについては、
commitReshardCollection
コマンドを参照してください。MongoDB API ドライバーについては、各言語の MongoDB ドライバー ドキュメントを参照してください。
互換性
このメソッドは、次の環境でホストされている配置で使用できます。
MongoDB Atlas はクラウドでの MongoDB 配置のためのフルマネージド サービスです
重要
このコマンドは、M 0 、M 2 、M 5クラスターではサポートされていません。 詳細については、「サポートされていないコマンド 」を参照してください。
MongoDB Enterprise: サブスクリプションベースの自己管理型 MongoDB バージョン
MongoDB Community: ソースが利用可能で、無料で使用できる自己管理型の MongoDB のバージョン
構文
sh.commitReshardCollection()
メソッドの構文は次のとおりです。
sh.commitReshardCollection( <namespace> )
Parameter
sh.commitReshardCollection()
メソッドでは、次のパラメーターが使われます。
Parameter | タイプ | 説明 |
---|---|---|
文字列 |
|
例
リシャーディング操作のコミット
次のコマンドは、 sales.orders
にリシャーディング操作を強制し、書込みをブロックして完了します。
sh.commitReshardCollection("sales.orders")