sh.removeTagRange()
定義
sh.removeTagRange(namespace, minimum, maximum)
注意
このメソッドは
sh.removeRangeFromZone()
のエイリアスになります。 MongoDB は、タグ対応シャーディングの継承としてゾーン シャーディングを提供します。シャードキー値の定義済み範囲から指定されたシャード タグを削除します。
sh.removeTagRange()
は次の引数を取ります。Parameterタイプ説明namespace
string
タグを付けるシャーディングされたコレクションの名前空間。
minimum
ドキュメント
タグからのシャードキーの最小値。
<fieldname>:<value>
の形式で最小値を指定します。 この値は、シャードキーと同じ BSON type である必要があります。maximum
ドキュメント
タグからのシャードキー範囲の最大値。
<fieldname>:<value>
の形式で最大値を指定します。 This value must be of the same BSON type or types as the shard key.未使用または期限切れの範囲が削除され、必要に応じてチャンクがバランシングされるようにするには、
sh.removeTagRange()
を使用します。mongos
インスタンスに接続している場合にのみsh.removeTagRange()
を実行します。
互換性
このメソッドは、次の環境でホストされている配置で使用できます。
MongoDB Atlas はクラウドでの MongoDB 配置のためのフルマネージド サービスです
重要
このコマンドは、M 0 、M 2 、M 5クラスターではサポートされていません。 詳細については、「サポートされていないコマンド 」を参照してください。
MongoDB Enterprise: サブスクリプションベースの自己管理型 MongoDB バージョン
MongoDB Community: ソースが利用可能で、無料で使用できる自己管理型の MongoDB のバージョン
例
シャードキーが{state: 1, zip: 1}
の場合、次の操作を行うことで、ニューヨーク州の郵便番号をカバーする既存のタグ範囲が削除されます。
sh.removeTagRange( "exampledb.collection", { state: "NY", zip: MinKey }, { state: "NY", zip: MaxKey } )