SessionOptions
定義
SessionOptions
バージョン 3.6 の新機能。
session
のmongosh
のオプション。SessionOptions()
オブジェクトにアクセスするには、Session.getOptions()
メソッドを使用します。使用可能なセッション オプションは次のとおりです。
オプション説明causalConsistency
ブール値。 セッションの因果整合性を有効または無効にします。
セッションを手動で開始するときに、 オプションを明示的に設定できます。
Session = db.getMongo().startSession( { causalConsistency: true } )
readConcern
ドキュメント。 読み取り保証 ( read concern) を指定します。
mongosh
では、Mongo.startSession()
を実行するときに オプションを設定できます。 次の方法でもreadConcern
オプションにアクセスすることもできます。Session.getOptions().getReadConcern()
Session.getOptions().setReadConcern(<document>)
readPreference
ドキュメント。 読み込み設定 ( read preference) を指定します。
mongosh
では、Mongo.startSession()
を実行するときに オプションを設定できます。 次の方法でもreadPreference
オプションにアクセスすることもできます。Session.getOptions().getReadPreference()
Session.getOptions().setReadPreference({ mode: <string>, tags: <array>})
retryWrites
ブール値。 フェイルオーバー中など一時的なネットワークエラーが発生した場合に書き込みを再試行する機能を有効または無効にします。
書込みの再試行を有効にするには、 オプションを使用して
mongosh
--retryWrites
を開始します。retryWrites
がセッションで有効になっているかどうかは、次の方法で確認できます。Session.getOptions().shouldRetryWrites()
writeConcern
ドキュメント。 書込み保証 ( write concern) を指定します。
mongosh
では、Mongo.startSession()
を実行するときにオプションを設定できます。 次の方法でもwriteConcern
オプションにアクセスすることもできます。Session.getOptions().getWriteConcern()
Session.getOptions().setWriteConcern(<document>)
どのオプションがセッションで有効になっているか確認するには、 Session.getOptions()
を実行します。
互換性
このメソッドは、次の環境でホストされている配置で使用できます。
MongoDB Atlas はクラウドでの MongoDB 配置のためのフルマネージド サービスです
MongoDB Enterprise: サブスクリプションベースの自己管理型 MongoDB バージョン
MongoDB Community: ソースが利用可能で、無料で使用できる自己管理型の MongoDB のバージョン