SNMP で MongoDB Windows を監視
Overview
MongoDB Enterprise は、一元化されたデータコレクションと集計をサポートし、SNMP 経由でデータベース メトリクスを提供できます。 この手順では、SNMP サブエージェントとしての exe
インスタンスの設定と構成、および MongoDB Enterprise による SNMP サポートの初期化とテストについて説明します。
Considerations
構成ファイル
MongoDB Enterprise には、SNMP をサポートするための次の構成ファイルが含まれています。
手順
構成ファイルをコピーします。
次の一連のコマンドを使用して、SNMP 構成ファイルを SNMP サービス構成ディレクトリに移動します。
まず、必要に応じて SNMP 構成ディレクトリを作成し、インストール ディレクトリから SNMP サービス構成ディレクトリに構成ファイルをコピーします。
md C:\snmp\etc\config copy MONGOD-MIB.txt C:\snmp\etc\config\MONGOD-MIB.txt copy mongod.conf.subagent C:\snmp\etc\config\mongod.conf
構成ファイル名はツールに依存します。 たとえば、 net-snmp
を使用する場合、構成ファイルはsnmpd.conf
になります。
構成ファイルを編集して、エージェント間の通信( snmpd
またはマスター)とサブエージェント(つまり MongoDB)は TCP を使用します。
MongoDB の SNMP 構成ファイルで指定されたagentXAddress
が SNMP マスター構成ファイルのagentXAddress
と一致していることを確認します。
MongoDB を起動します。
exe
snmp-subagent
で を起動し、SNMP マスターにデータを送信します。
mongod.exe --snmp-subagent
SNMP データの取得を確認します。
snmpwalk
を使用してexe
からデータを収集します。
SNMP クライアントを接続して、MongoDB から SNMP データを収集する機能を確認します。
net-snmp をインストールする パッケージを使用して、snmpwalk
クライアントにアクセスします。net-snmp
はsnmpwalk
SNMP クライアントを提供します。
snmpwalk -m C:\snmp\etc\config\MONGOD-MIB.txt -v 2c -c mongodb 127.0.0.1:<port> 1.3.6.1.4.1.34601
<port>
は、クライアント通信に で使用されるプライマリ では なく 、SNMP マスターによって定義されたポートを示します。port
exe
オプション: MongoDB を SNMP マスターとして実行
exe
snmp-master
テスト目的で、 オプションとともに実行できます。これを行うには、サブエージェント構成ファイルの代わりに SNMP マスター構成ファイルを使用します。 解凍された MongoDB インストール ファイルを含むディレクトリから次の操作を行います。
copy mongod.conf.master C:\snmp\etc\config\mongod.conf
さらに、次のように オプションを使用してexe
snmp-master
を開始します。
mongod.exe --snmp-master