6.0 スタンドアロンから 5.0 へのダウングレード
ダウングレードを試みる前に、このページの内容を理解してください。
ダウングレード パス
6.0 からダウングレードする必要がある場合は、5.0 の最新パッチ リリースにダウングレードします。
MongoDB は 1 つのバージョンのダウングレードのみをサポートします。現在のリリースより数バージョン前のリリースにダウングレードすることはできません。
たとえば、6.0 シリーズの配置を 5.0 シリーズにダウングレードできます。ただし、5.0 シリーズの配置から 4.4 シリーズの配置へのさらなるダウングレードはサポートされていません。
アクセス制御
配置でアクセス制御が有効になっている場合、ダウングレード ユーザーの特権には、データベース全体のインデックスを一覧表示および管理する特権が含まれている必要があります。 root
ロールを持つユーザーには必要な特権があります。
前提条件
ダウングレード手順を開始する前に、次の前提条件手順を完了する必要があります。
1. バックアップの作成
任意ですが推奨します。 データベースのバックアップを作成します。
バックアップの作成方法については、「自己管理型配置のバックアップ メソッド 」を参照してください。
2. 下位互換性のない機能を削除する
6.0 から 5.0 にダウングレードするには、5.0 と 互換性のない 6.0 の機能を削除する必要があります。 互換性のない機能のリストと削除方法については、「ダウングレードの考慮事項 」を参照してください。
3. 機能の互換性バージョン(fCV)をダウングレード
スタンドアロン インスタンスのfeatureCompatibilityVersion
をダウングレードするには:
featureCompatibilityVersion
を"5.0"
にダウングレードします。db.adminCommand( { setFeatureCompatibilityVersion: "5.0" } ) setFeatureCompatibilityVersion
コマンドは内部システム コレクションへの書込みを実行し、冪等です。 コマンドが正常に完了しない場合は、mongod
インスタンスでコマンドを再試行してください。
ダウングレード手順
警告
ダウングレード手順に入る前に、前提条件が完了していることを確認してください。
構成ファイルを更新します。
再起動前に、 mongod
インスタンスの構成ファイルを更新して、構成可能な 6.0 の機能を無効にします。
構成可能な 6.0 機能のリストを表示するには、 6.0 リリースノート を参照してください。
最新の5.0mongod
インスタンスを使用して再起動します。
mongod
プロセスを開始するには、次のコマンドを実行します。
mongod --dbpath </path-to-data-folder>
mongod
プロセスの開始の詳細については、「 mongod
プロセスの開始 」を参照してください。