Binary.createFromHexString()
定義
16 進値からバイナリ オブジェクトを作成します。
互換性
このメソッドは、次の環境でホストされている配置で使用できます。
MongoDB Atlas はクラウドでの MongoDB 配置のためのフルマネージド サービスです
MongoDB Enterprise: サブスクリプションベースの自己管理型 MongoDB バージョン
MongoDB Community: ソースが利用可能で、無料で使用できる自己管理型の MongoDB のバージョン
構文
hexadecimalString
フィールドは、16 進値を含む string を指定します。 たとえば、 "64c13ab08edf48a008793cac"
。
例
次の例は、 Binary.createFromHexString()
を使用してドキュメントにバイナリ オブジェクトを追加する方法と、バイナリ オブジェクトが検索されたときに出力に表示される方法を示しています。
バイナリ オブジェクトを持つドキュメントを含むコレクションの作成
次の例では、 binaryObjectsFromHexString
という名前のコレクションを作成します。
db.binaryObjectsFromHexString.insertOne( { _id: 0, binaryObject: Binary.createFromHexString( "64c13ab08edf48a008793cac" ) } )
binaryObject
フィールドには、 Binary.createFromHexString()
で指定された string から作成されたバイナリ オブジェクトが含まれます。
バイナリ オブジェクトを持つコレクションからドキュメントを取得
次の例では、 ドキュメントを検索します。
db.binaryObjectsFromHexString.findOne( { _id: 0 } )
注意
mongosh
2.0.0以降、 バイナリ値はBinary( Buffer.from( <base64String> ) )
値ではなくBinary.createFromBase64( <base64String> )
値として表示されます。 これにより、バイナリ値の表示のみが変更されます。
base64 の数値を示す出力例。
{ _id: 0, binaryObject: Binary.createFromBase64("ZME6sI7fSKAIeTys") }