mongoexport の動作、アクセス、使用方法
警告
データのインポートおよびエクスポートでの ($) と (.) の競合
MongoDB 5.0以降、ドキュメントフィールド名の前にドル記号( $
)を付けたり、ピリオド文字( .
)を含めたりすることができます。 ただし、 mongoimport
とmongoexport
は、それらの文字を使用するフィールド名では機能しません。
MongoDB Extended JSON v 2は、type wrapper と、type wrapper と同じ名前を持つフィールドを区別できません。 対応する BSON 表現に( $
)プレフィックス付きキーが含まれる可能性があるコンテキストでは、拡張 JSON 形式を使用しないでください。 DBRefメカニズムは、この一般ルールの例外です。
フィールド名で( .
)とともにmongoimport
とmongoexport
を使用することにも制限があります。 CSV ファイルではデータ階層を表すのに( .
)が使用されるため、フィールド名の( .
)はネストのレベルと誤解されます。
動作
タイプの忠実度
を使用して完全なインスタンスバックアップを実行するときに、すべての豊富な BSON データ型を保持する必要がある場合は、 Extended2 0mongoexport
JSON v を指定してください。 次の方法で、 (標準モード) から オプションへ--jsonFormat
mongoexport
を使用します。
mongoexport --jsonFormat=canonical --collection=<coll> <connection-string>
--jsonFormat
が指定されていない場合、 はmongoexport
拡張 JSON v2 0にデータを出力します。 デフォルトでは (緩和モード) 。
mongoimport
は、復元時に指定されたターゲット データファイルにあるJSON形式を自動的に使用します。 たとえば、 Extended JSON v2 0mongoexport
--jsonFormat=canonical
が使用されます。 ターゲット データ エクスポート ファイルが を指定して によって作成された場合、 (標準モード) 。
FIPS
mongoexport
は 、FIPS モードを使用するように構成さ れたmongod
/mongos
への FIPS 準拠の接続を自動的に作成します。
読み込み設定 (read preference)
デフォルトでは、 mongoexport
は読み込み設定(read preference primary
を使用します。 デフォルトを上書きするには、 読み込み設定( read preference ) を--readPreference
コマンドライン オプションまたは--uri connection string
で指定します。
URI string と--readPreference
で読み取り設定を指定した場合、 --readPreference
の値が URI string で指定された読み取り設定よりも優先されます。
必要なアクセス権
mongoexport
ターゲット データベースへの読み取りアクセス権限が必要です。
接続ユーザーがターゲット データベースで少なくともread
ロールを持っていることを確認します。
認証を強制するmongod
またはmongos
に接続する場合は、構成された認証メカニズムに基づいて必要なセキュリティ パラメータを使用していることを確認してください。