MongoDB CLI のオートコンプリート有効化
MongoDB CLI コマンドのオートコンプリートを有効にすると、使用可能なコマンドとその構文を shell で直接確認できます。
オートコンプリートを有効にする
Homebrew を使用してMongoDB CLIをインストールした場合、インストールにオートコンプリート機能が含まれています。 shell完了サポートを有効にするには、 シェルを構成する必要があります。shellシェルでオートコンプリートを有効にするには、 Homebrew ドキュメント を参照してください。
Homebrew を使用して MongoDB CLI をインストールしなかった場合、オートコンプリートを有効にする手順は、MongoDB CLI を実行する shell によって異なります。
Z shell
zsh
を使用してMongoDB CLIを実行する場合は、次の内容を ~/.zshrc
に追加します。
autoload -Uz compinit compinit source <(mongocli completion zsh) compdef _mongocli mongocli
zsh
プロファイルを再読み込みするには、次のコマンドを実行します。
source ~/.zshrc
Bash
Bash を使用してMongoDB CLIを実行する場合は、次の内容を ~/.bash_profile
に追加します。
eval "$(mongocli completion bash)"
Bash プロファイルを再読み込みするには、次のコマンドを実行します。
source ~/.bash_profile
コマンドをオートコンプリートするには、 を使用しますTab
オートコンプリートを構成すると、shell にmongocli
と入力し、 Tab
キーを押して、コマンドをオートコンプリートできます。 利用可能なオートコンプリート オプションを繰り返し使用するには、 Tab
を複数回押します。
コマンドを作成している任意の段階でTab
を押して、使用可能なオートコンプリート オプションを確認できます。
例
shell でmongocli
と入力し、 Tab
を押すと、出力は次のようになります。
atlas -- Atlas operations. cloud-manager -- Cloud Manager operations. completion -- Generate shell completion scripts config -- Configure a profile to store access settings for your MongoDB deployment. help -- Help about any command iam -- Organization and projects operations. ops-manager -- Ops Manager operations.
コマンドの一部としてatlas
などの特定のプロパティを入力すると、選択したプロパティのオートコンプリート オプションが表示されます。
たとえば、shell でmongocli atlas
と入力してTab
を押すと、出力は次のようになります。
accessLists -- Manage the IP access list for your project. accessLogs -- Manage the access logs of a cluster. alerts -- Manage alerts for your project. backups -- Manage backups for your project. clusters -- Manage clusters for your project. dbusers -- Manage database users for your project. events -- Manage events for your project. logs -- Download host logs for your project. metrics -- Get measurements on the state of the MongoDB process. processes -- Manage MongoDB processes for your project.