コマンドを実行
mongosh
でコマンドを実行するには、まず、MongoDB 配置に接続する必要があります。
入力形式と出力形式の設定
mongosh
は Node.js BSON パーサー を使用して、BSON データを解析します。mongosh
の操作時にデータを変換するために、このパーサーの EJSON インターフェイスを使用できます。
EJSON の使用例については、「EJSON」を参照してください。
データベースの切り替え
使用しているデータベースを表示するには、次のコマンド「db
」を入力します。
db
この操作はデフォルトのデータベースであるtest
を返します。
データベースを切り替えるには、次の例のように use <db>
ヘルパーを発行します。
use <database>
現在のデータベース コンテキストを切り替えずに、現在のデータベースとは別のデータベースにアクセスするには、「db.getSiblingDB()
」メソッドを参照してください。
ユーザーが利用できるデータベースを一覧表示するには、ヘルパー show
dbs
を使用します。
新しいデータベースとコレクションの作成
新しいデータベースを作成するには、作成するデータベースを指定してuse <db>
コマンドを実行します。たとえば、次のコマンドでは、insertOne()
操作を使用して、データベース myNewDatabase
とコレクション myCollection
の両方を作成します。
use myNewDatabase db.myCollection.insertOne( { x: 1 } );
コレクションが存在しない場合、MongoDB は最初にそのコレクションにデータを保存する際にコレクションを作成します。
実行中のコマンドの終了
mongosh
で実行中のコマンドまたはクエリを終了するには、[Ctrl + C
] を押します。
Ctrl + C
を入力すると、mongosh
は次の操作を行います。
実行中のコマンドを中断する
進行中のサーバーサイトの操作の終了を試みる
コマンド プロンプトを返す
mongosh
が実行中のプロセスを正常に終了できない場合は、警告が発せられます。
注意
[Ctrl + C
] を 1 回押しても mongosh
は終了しません。[Ctrl + C
] を 2 回押すと mongosh
が終了します。
exit(<code>)
コマンドを呼び出して、スクリプトコード内からスクリプトを終了することもできます。詳細については、「エラー発生時のスクリプトの終了」を参照してください。
コマンドの例外
出力に{ ok: 0 }
が含まれているコマンドの場合、 mongosh
は一貫した例外を返し、サーバーの未加工の出力を省略します。 レガシーのmongo
shell は、コマンドごとに異なる出力を返します。
mongosh
コンソールのクリア
cls
コマンドはコンソールをクリアします。Ctrl + L
と console.clear()
を使用してコンソールをクリアすることもできます。