配置に関する考慮事項
Relational Migrator のコンテキストでは、配置の考慮事項とは、サーバー、ネットワークデバイス、データベースが配置される場所を指します。このページでは、Relational Migrator を使用する際に考慮する必要があるロケーション固有の詳細について説明します。
Relational Migrator の実行方法
次の表は、Relational Migrator の実行方法に関する大まかな推奨事項をまとめています。 また、 Kafka 配置モデルは回復力とスケーラビリティがより優れており、いずれの配置オプションでも使用できることにも注意してください。
ユースケース | 推奨環境 |
---|---|
4 時間未満の小規模なジョブまたはデバッグおよびテスト ジョブ。 | ラップト、デスクトップ、Docker |
4 時間以上実行される大規模な本番ジョブ。 | リモート サーバー / EC 2 / Azure VM |
Relational Migrator を実行する場所
最高のパフォーマンスを得るには、Relational Migrator を実行しているマシンまたはサーバーを、ソース データベースとターゲット データベースに地理的に近いものに見つけます。 ターゲット データベースへの近接性は、パフォーマンスに最も影響します。
オンプレミスの移行に Relational Migrator を使用している場合は、ソースデータベースと同じデータセンターで Relational Migrator を実行します。
クラウドでホストされているデータベースを使用している場合は、ソースデータベースと同じ VPC内の EC 2インスタンスまたは VM で Relational Migrator を実行します。
Tip
ご使用のオペレーティング システムの休止設定を確認してください。 移行中にマシンが休止状態になると、同期ジョブは失敗します。
ネットワークに関する考慮事項
Relational Migrator を使用する場合、マシンまたはサーバーのシステム ファイアウォールは、ソース データベースと宛先データベースの両方へのアウトバウンド TCP トラフィックを許可する必要があります。
クラウドネットワーク
Relational Migrator をクラウド環境で実行する場合は、クラウド固有のファイアウォール(セキュリティ グループ)、ルーター テーブル、およびサーバー ファイアウォール構成を確認します。 特定のクラウドプロバイダーのネットワーク構成の詳細については、次のページを参照してください。
システム ハードウェア
特定のハードウェア推奨事項については、「システム要件 」を参照してください。
注意
Atlas クラスターのサイズをスケールアップすると、移行速度が大幅に向上します。 詳細については、「クラスター階層の変更 」を参照してください。
はじめる
詳細なインストール手順については、「インストール 」を参照してください。